値上げのマーケティングロジック⑩


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今や「日本では着てない人はいないんじゃないか?」ってくらい圧倒的にシェアナンバーワンですが、


それが仮に、50円値上げしただけで、恐ろしいくらい収益が上がります。


そして、仮に本当にライバルになり得る企業が出現したら、また値下げして排除すればいい訳です。


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これが、価格競争で勝って、ナンバーワンのシェアを獲った会社が出来る特権です。


だから、大手企業が市場戦略として行う安売りに影響を受けて、そもそも中小零細企業が、低価格競争に足を踏み込んで戦うのは、よほど差別化をはかりつつロジックを組み立てない限りかなり危険です。


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同じく「たくさんの青りんごの中に ひとつの真っ赤なりんご」でご紹介している、特に地域に密着して経営をしている密着軸のサロンは、安易に値下げなんかしちゃ絶対にダメです。


密着軸なのに、低単価サロンの影響でどっちつかずの中途半端な価格帯にしちゃってるサロンが、今凄く多いです。


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今、先見性のある企業では、無理な値下げではなく、そもそもの適正価格を踏まえた「値上げ策」の実施が始まってます。


新規集客においては、一時的に活気を呈するように感じる、値下げですが、


改めてですが、徹底したコストカットを元に、最初から低価格帯でやっているお店ならともかく、


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