値上げのマーケティングロジック⑦
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ここが、もう随分前から、日本で問題になっているんですが、そのしわ寄せが、結局はエンドユーザーであるお客様か、もしくはメーカーの下請け企業さんや、職人さんたちにダイレクトに出てしまっている訳です。
ここ大事なとこですが、
「安くなる」には「安くなる理由」があるということです。
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①クオリティを下げる
これは原材料の質を落とすとか、何かの工程を省く、あるいはサービスをやめるなどですが、それは結果的に商品そのものの価値を下げてしまうので、結局は回り回って評判も下がってしまい、これは元も子もない話しですよね。これのせいで、今日本では「安くて良いモノ」ではなく、
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「安いけど良くないモノ」だらけになってしまいました。品質の良さを謳っておきながら、その良い成分が実は1%しか入ってないとかはその例です。
②下請け企業の利益を削って耐えさせる
同様に、下請け企業も、利益を削れば削った分だけ前述した通り、数をこなす人員は疲弊し離職、採用・育成など、
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とにかくコストが増えていきます。当然、それに耐えきれなくなった下請け企業は倒産し、職人さんたちは廃業に追い込まれ、今どこの業界でも全国的に下請け不足、職人不足になっている訳です。これも「安かろう悪かろう」が広がってしまっている大きな理由です。
それらによって何が起きるかと言うと、
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