値上げのマーケティングロジック④


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


物販で例えましたが、これが、カット代などの施術費になると、原価がかかってないように錯覚してしまうので、これに気付かずに 安易な値下げなんかを行なってしまった日には、気が付いたら この負のサイクルに入ってしまってたりするんです。


そして、肝心な事としてですが、


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


新規を集客するための、戦略的な値引きなら、まだ分かりますが、


既存のお客様への値引きは、ハッキリ言ってほぼ意味がありません。


例えばですが、


私は20数年間、月に一度、カット料金が5400円のサロンに通ってます。


それが次回から20%引きの4320円になったとしたら、当然嬉しいです☆


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


では、4320円になったとしたら、月に2回行くかと言われれば行きません。


だって、月に2回行ったら8640円で高くなりますし、


極端な話し、50%引きの2700円になっても、たぶんに回数は増えないです。


1000円になったら、月に2回行くかも知れません。でも、頻繁に行くのも大変だから恐らく躊躇します。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


なので、値引きしてもらった分は、結局は他で使ってしまいます。


これは私個人に限ったことではないでしょう。


値引きの目的は、本来、売上をあげるためですよね?


多くの企業を見てきて、断言しますが、物販や施術を10%20%値引きしても、


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

→値上げのマーケティングロジック⑤へ